Soul Heavens Blog
タクシー運転手ディープフカイを中心として活動しているバンド。
SwampRock、TexMex、R&B、Blues、要するにイナタイ系。
我が家へようこそ。 Soul Heavensをお楽しみ あれ。
souldeep.exblog.jp
ブログトップ
ジャックケルアックの俳句
2007年 09月 27日 *
今回はタクシーとは全然関係ない話。

僕が20代のころ、僕に多大な影響を与えた小説、
それはジャックケルアックの『ON THE ROAD』だった。

『アメリカに太陽の沈むとき、ぼくは古い壊れた河の桟橋に腰をおろし、遠くニュージャージーを
覆う長い長い空を見つめ、太平洋沿岸まで一つの信じがたい巨大なふくらみとなってうねっている
あの生々しい大陸を感じ、そして通っている全ての道や、その広大な国の中で夢みている人々を感じる。』
(『路上』福田 実訳 河出書房新社より抜粋)

これを読む前と読んだ後では明らかに僕の中で”何か”が違っていた。
その”何か”を確かめるために旅をしたり、無謀なこともした。
多分世界中の多くの若者が僕と同じことをし、それは今日でも
繰り返されているのだと思う。

そのジャックケルアックの作品に俳句がある。
彼が書いた『SOME WESTERN HAIKUS』だ。
そのなかに僕が好きな一句がある。

”Missing a kick at the icebox door
It closed anyway.”

訳すと”冷蔵庫のドア 蹴っ飛ばし損ねたけど 勝手にしまった”

この句に惹かれてしまうのは何でだろうか?
いまだに僕の中で ジャックケルアックの“何か”がいる。
[PR]
by soul_heavens | 2007-09-27 18:44 | Taxi日記