Soul Heavens Blog
タクシー運転手ディープフカイを中心として活動しているバンド。
SwampRock、TexMex、R&B、Blues、要するにイナタイ系。
我が家へようこそ。 Soul Heavensをお楽しみ あれ。
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カテゴリ:Taxi日記( 19 )
*
2016年 07月 14日 *
『近い将来タクシードライヴァーは消える職業の一つとなる可能性がある。』

らしい。

人工知能つまりAIロボットによる自動運転だ。
トヨタは今後5年間でAIの研究開発に約1200億円!を投じる、そうだ。
そうか、かなり現実的な話だな。
俺の個人タクシーという職業も無くなるかも?ってわけだ。

ではこんな時、人工知能はどういう対応をするのだろうか?

ある夜中に恵比寿で若い女を乗せた。
『清澄白河まで』と女
『駅でいいですか?』俺
『それでいいです』女
『わかりました』俺
清澄白河か、この暇な時間なら悪くない。
女はそれ程酔っているようには見えなかった。
会話からもその様子がなかった。
見た目綺麗目な服装で一般的にみれば美人だ。
深夜なので道は空いている。ガラガラだ。
清澄白河に20分ちょっとで着いた。
『お客さん清澄白河の駅ですよ』俺
女は寝ていた。案の定起きない。
何回か声かけをしてやっと起きた。よかった起きた。
『ここどこ?』女
『清澄白河の駅ですよ。ここでいいですか?』俺
『ここじゃないわよ!』叫ぶ女
『え?』俺
『清澄3丁目って言ったじゃない‼︎』怒る女
そんなこと言ってネエじゃないか!
『チッ!!』女が舌打ちをし始めた。それも凄いデカイ音をたてて。
なんだ?この女は!!美人かもしれないがこの女の心は腐ってる!!
そういえばBo Diddleyの曲でYou Can't Judge a Book by the Coverて曲があったな。
『表紙でその本の判断をするな』って。まさにそれだ。
しょうがない、仕事だ。グッと堪えて
『分かりました。この辺りそれ程詳しくないので住所を言って頂けませんか?
ナビで行きますので』俺
すると女はこう言った。


『それは言えない』



これは不条理2だ。



前に書いたタクシー日記『不条理』に於いてセクハラ親父の客が俺に言った言葉
『さて?僕の家はいったい何処でしょうか??』
に続く『不条理な言葉PART 2』だ。


さあ人工知能!ここで出番だ!!この不条理な客をなんとかしてくれ!
お前ならニューラルネットワーク?いやファジイ制御?を使って
この事案を処理出来るはずだ‼︎‼︎‼︎

でも人工知能、くれぐれも失礼のないように慎重にやってね。
俺、ちゃんと料金貰いたいんだ。

ヨロシクAI(>人<;)!
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by soul_heavens | 2016-07-14 17:57 | Taxi日記
2014年 02月 14日 *
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今日2月14日金曜日ですが深井タクシーは雪のためお休みします。
またの機会にご用命下さい。
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(新車です!トヨタカムリです!雪でよくわかりませんが、、)
尚、深井タクシーではROCK,SOUL,BLUES,R&B,ロカビリーなど
様々な音楽を車内で御提供させて頂いております。
(2月14日現在8900曲程iPodに入ってます。)
ご乗車の際は何なりと曲のリクエストをお申し付け下さい。
ただしビートルズのサージェントペパーやピンクフロイドの『狂気』等のトータルコンセプトアルバムをリクエストされた場合、全て聞き終わるまではたとえ目的地に到着していても下車できません。
よってタクシーメーターはそのまま稼働となります。
ご注意下さい!(嘘)
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by soul_heavens | 2014-02-14 23:15 | Taxi日記
2013年 09月 30日 *
夜、世田ヶ谷松原で客を乗せた。
『巣鴨まで急いでくれる?高速使っていいから』
おっと珍しい。ここから巣鴨とは。
『分かりました。急ぎます。』
カーナビを見ると環七が工事で渋滞中。
急遽淡島通りにルートを変更する。
『運転手さん、どう行くつもりだい?』
ちょっとトっぽい兄ちゃんの客がキツく聞く。
迂回を指摘されるかと焦る自分。
『環七が工事渋滞してるので淡島通りから行きます』
『で何処から高速のるの?』
『富ヶ谷です。西池袋で降ります。』
『さすが個人タクシーだね。それで行って』
少し安堵する自分。さっさと行かねば。
携帯を掛けるトっぽい兄ちゃん
『おお元気かよ?あ?ちげーよ警察からじゃねーよ!!
 おめえイッペン殺すぞ!』
ああ、まずい客を乗せたな、、
『運転手さんよガンガン飛ばしてくれよ!』
『分かりました』
こちらも望むところだ。さっさとコイツを下ろさなきゃ。
一般道の大して広くない淡島通りを70近くで飛ばして行く。
マズいな事故らないようにしなければ。
首都高富ヶ谷から入り西池袋で降りる。こまでは大旨順調。兄ちゃんもご機嫌。
途中池袋警察署の横を通過。兄ちゃんが云う。
『ここさ昔はタバコ3本まではOKだったんだけど今は全部ダメなんだよ。おかしくね?』
そりゃあ世の中の流れだよと思いつつも
『そりゃあおかしいですよ!』調子しよく相槌つく俺。情けない。
こんな会話をしながら兄ちゃんが突然こんなことを云う。

『運転手さんよ、この国に生まれて何かいいことがあったかい?』

エエ?!!また何で?突然そんなこと俺に聞くの??

『う~ん、、どうでしょう、、』と口ごもる自分。
『なんか景気がよくなったって云うけどどうだい?そう実感するかい?俺には全く関係ないね。
だいたい何で経済的に世界で成功しているこの国に何でこんなに乞食がいるんだい?
何で金持ちはそいつらを助けないんだ??俺には全然分からない。あんたもそう思わないかい?』もの凄く真剣な声で訪ねる兄ちゃん。圧倒されつつもそれに関しては全く同意するんで
『そう思います。』と答える自分。
そして全く検討違いな話をしだす。
『僕しばらくNYで暮らしたことがあるんですよ。』
『へえ?そうなの?』と兄ちゃん。
『そこで感じたことは如何にそこに暮らす人間が緊張しているか
ということです。
人種も違い生活の仕方も全然違う人間が一緒に暮らす。
そこで感じた緊張感ははんぱじゃなかったです。』
たぶんこんな感じがない分日本はいいんじゃないかと兄ちゃんに伝えたかった
今思えばそう思えるんだけど。
『あ、そうなの』と兄ちゃんは軽く受け流す。

そして兄ちゃんの標的は自分より上の世代に向かう。
『この前サウナに行ったんだよ。ちょっと通路で横になってたんだけどさ、いきなりそこにいた
親父が言うんだよ。どけ!ってさ。まあ俺もも悪いんだけどいきなりそんな言い方はないだろ。
俺だって他人に言う時は礼儀があるぜ。なんであの世代はただ俺が若いからといってあんな
失礼な言い方をするんだ?おかしいだろ?』
世代的には兄ちゃんから見れば僕もそっちに属するんだろうな、と思いつつ
『おかしいですね。』
と。

また兄ちゃんは矛先を日本と諸外国の関係に向ける。
『日本はなんでこんなに弱腰なんだい?中国や韓国がやってることってふざけてるんじゃない?
何でもっと日本は強く言わねえんだよ?』

ここで思うのは
自分のアイデンティティと国のアイデンティティを
兄ちゃんが同一化していること。
国がされたことを、さも、自分に向けてされているように話す。
自分が今社会から受けている仕打ち。生活も侭ならず自分が社会から認めてられてない事への怒り。
そこから抜出せない自分に対する憤り。
そんな自分のズタズタの誇りをさらに踏みにじる行為として
中国や韓国など諸外国と日本の関係を
自分の事として同一化している。
これって他の国にも見られる若者の右傾化と一緒じゃないか?
しかしこの感覚は僕にはないんだ。
なぜ?って。
だってこの曲で自分が、どこの人種とか、どこの国だとか、どの世代だとかの以前の問題として
お前は一体何なんだ?と云うもっともっと根源的な問い掛けに自分が気づいたから。
そう転がる石の気持ちを感じてしまったからだ。
さあ!この曲をどうぞ!転がる石の唄を!
https://www.youtube.com/watch?v=JS-7IoUwVsI

と、思いつつも『そうですね|』と言う自分。
あ~情けない。

そうこうしているうちに西巣鴨の銭湯前の目的地に着く。
6千何百円だったけど百円台を値切ようとする兄ちゃん。
『いいだろ?運転手さん?個人タクシーだからこれぐらい屁でもないだろ?』
と笑顔で凄む兄ちゃん。
『分かりました。いいっすよ』最後まで情けない自分。

『ああ、やっと降りた。』安堵と値引きしてしまったという挫折感。

でも何故か清々しい感じとこの出来事を書かなければ!

という使命感を感じた夜だった。

Night On Earth Tokyo

https://www.youtube.com/watch?v=QmwalzuYtmY
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by soul_heavens | 2013-09-30 06:58 | Taxi日記
2012年 02月 20日 *
不条理(ふじょうり)

不合理であること、あるいは常識に反していることを指す。英語の absurd、フランス語の absurde、ドイツ語の Absurdität の訳。これらはいずれもラテン語の absurdus を語源とする。このラテン語の意味は「不協和な」(cf. Cicero, De Oratore, III, 41)。
不条理とは何よりもまず高度の滑稽である。なんらかのものあるいは人とうまく調和しないことを意味する。不条理とは通常の予測を外れた行動または思想であり、不条理な推論とは非論理的な推論である(ウイキペデイアより)


さて、タクシードライヴァーにおいて不条理とは何か?
それは酔っぱらいの客だ!


この前の金曜の夜、
酔っぱらった親父と飲み屋のお姉ちゃんを赤坂で乗せた。
『手握っていい?』
『ねエ、チュウしていい?』と親父。
無言で抵抗する姉ちゃん。
ああセクハラだ。急いで姉ちゃんの目的地、五本木まで飛ばす俺。
途中何回か渋滞にハマッたがなんとか五本木についた。
結局何もできずに終わった親父に次回飲み屋に来る約束をさせて
降りていったお姉ちゃん。
仕事とはいえ大変だな、と同情する俺。
さてこのセクハラ親父、何処に帰るのか?遠距離か?
俺は尋ねた。
『次、どちらまで行かれますか?』
しかし親父は俺にクイズ番組の司会者みたいに
ニコニコしながらこう問いかけてきた。

『さて?
僕の家はいったい何処でしょうか??』







これは不条理だ。






そして俺は心の中で叫んだ!!
『死ね!親父!』
と。
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by soul_heavens | 2012-02-20 19:14 | Taxi日記
2012年 02月 01日 *
だいぶ前にジャズタクシーに対抗してプログレタクシーはどうよ!?を提案したのにも関わらず
お客様ご乗車の際、
『クリムゾン入ってないじゃないか!!』というお叱り受けておりました。
”誠に申し訳有りませんでした”(高嶋兄弟の弟<名前なんだっけ?スターレスじゃない方>風に)
お待たせしました!!!!濃縮クリムゾン入りました!!!!!
ウ~んこれは酷いな変拍子の嵐!!
が、空車タクシーの中で思わず歌ってしまった、というか絶叫ね。
#キャットフード キャットフード キャットフード アゲーー!!!#
http://www.youtube.com/watch?v=97Ydq-NU2Iw
とか
%スタ~レス バブベ=~~~!!!%
http://www.youtube.com/watch?v=Mb8qTbqGKZ8&feature=related
おっとこれも!!
$トオ~ク!トオ~ク!!パオ~ンンNNNNN!!!
http://www.youtube.com/watch?v=7MEZ55EQOcE

昔友達が浅草?にキングクリムゾンのライヴにいった際
会場の客が曲に合わせて手拍子ができない!!!
という話を思い出した。無理もない。

しかしまあどうよ?客もいない真夜中の246を大音量でキンクリをかけながら
絶叫するタクシーを?

あ~今日も売り上げができねえ~~~

ケッ! 知るか!これでいくぜ!!!!
#アゲーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!#
(fade out)
DEEP
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by soul_heavens | 2012-02-01 15:50 | Taxi日記
2010年 12月 02日 *
Taxi Driver Is the NIgger of the World
(タクシードライヴァーは世界の奴隷か!?)

ちょっと聞いてくれ。
2010年9月20日付東京交通新聞にこんな記事が載っていた。
(国土交通省『タクシー運転者賃金システム等懇談会』の討議が終了した。
メーンテーマの固定給と歩合給の関係性について
『固定給に歩合給を加える賃金体系が望ましい』との考え方が打ち出された。
双方の比率はまとまらず今後検討する。)とのこと。

みんな知っているだろうか?
タクシー会社のほとんどが歩合給の賃金体系をとっていることを。
ほとんどのタクシードライバーは累進歩合制賃金だ。
簡単にいえばタクシードライバーが稼げば稼ぐほど取り分の比率は高くなり
稼げなければ稼げないほど取り分はどんどん少なくなる。
周知のとうりリーマンショック以来景気はどん底。
タクシー需要も下がる一方だ。
そんな状況の中歩合制のタクシードライヴァー達はただひたすら客を探して
走り続けるしかない。
が、今や過労や事故の問題から労働基準監督署の指導により労働時間は厳しく
制限されている。
客がいない以上売り上げを上げるには長い時間走るしかないのに、だ。
それさえもできない。
そこにさらに追い討ちをかけるように”足切り”という制度がある。
この制度は会社が決める売り上げ目標に到達しなかった際
タクシードライヴァーの取り分の比率がググッと下がる
過酷な制度だ。
これを避けるが為にタクシードライヴァーは身銭を切って
客もいないのにメーターを倒しその売り上げ目標に足りない分を
会社に入金する。
これを称して”ぶっ込み”という。
(因に俺の奥さんもこの言葉の意味を知っている。
そしてこう言うのだった『ねえねえ、今月”ぶっ込み”?』あああ、、、、)
そして今やGPSとコンピューターでタクシードライヴァーは徹底的に管理されている。
客待ち時間も休息時間としてカウントされ
もしそれにより運転時間が規定の時間より足りないということになれば
又賃金カットの対象となる。ああ、、

あとこの事実をみんな知っているだろうか?
もしタクシー会社のタクシードライヴァーが5万円の売り上げをあげるには
消費税分5万円の5パーセント2500円を足した分、
つまり52500円稼いでこなければならない。
そう年間1千万円以上の売り上げがある事業者は消費税を納めなければならない訳だ。
おっと、と、ちょっと待ってくれ!!!
事業者?タクシー会社のタクシードライヴァーは事業者なのか?
その会社と雇用関係を結んでいる労働者ではないのか?
それなのになぜ雇用主たる事業者がその事業の利益から払うべき消費税を
労働者に転嫁し払わさせているのか?
たとえばあなたが勤めている会社で
『法人税を払うのでみなさんの給料からその分を天引きします』
と云われたらどう思う?
ありえないだろ?
が、タクシー業界においてはありだ。
これこそ労働基準法に違反しているのではないか?
労働基準監督署は一体何をしているのか?

さらにこんな事実もある。
タクシー会社のタクシードライヴァーは
タクシー内にあるクレジットカード端末機などの使用料を会社に
支払っている。
ちょっと待て、たとえばあなたが勤めている工場で
あなたが工場で使っている機械の使用料を払うか?
払う分けないだろ!
が、タクシー業界では払うのが常識だ。
これって何??そう搾取だ。搾取。

(おお!そういえば昔こんな曲を作った
『搾取』詩、曲 DEEP深井
搾取 搾取 搾取 搾取 搾取 搾取
だけど奴らはいつでも俺に
握手 握手 握手
そうさいつもの奴らのやり方 搾取!
 、、ちょっと脱線か、、)


そう俺は思う。
社会の底辺に於いて搾取は巧妙かつ緻密に行われている。
タクシー業界もその一つではないのか?
と。


一体何時『固定給に歩合給を加える賃金体系』が実現するのだろうか?
あと全くもって不公平なこの労働条件が改善されるのはいつの日か?
答えは風のなかにある、か?
いや風に吹かれている場合じゃない!
闘争だ!


さて、ここまで書いて思ったけど
こんなタクシー業界も
音楽業界よりはまだましかなと。

おっと、またまた話し過ぎた。仕事、仕事。
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by soul_heavens | 2010-12-02 20:34 | Taxi日記
2010年 01月 21日 *
『あ~客いねな~』と何万人ものタクシー運転手のつぶやきがこだまする夜。
そして何万人ものタクシー運転手が聞きたがる。
『こんな夜がいつまで続くのか?』と。

NO ANSWER(答えなし)

そんな夜が続く。そして今日も俺はタクシーを流している。
売り上げが全くできずヘこむ俺。そんな時奴の言葉を思い出す。

『深井さん!オレ達はやるしかないんだよ!』

10年前に逝った俺の相棒、FATS斎藤がよく云っていた言葉だ。
おおそうだった!忘れていたぜ!FATS!
バンドもうまくいかず、職もなくジリ貧だったあの頃
奴がよく云っていた。

『オレ達はやるしかねエんだよ!』

そうだ!あの頃に比べれば屁でもない。
THANK YOU FATS!!
俺は走り続けるぜ!それが人生だ。


あ客だ。
仕事仕事。
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by soul_heavens | 2010-01-21 18:49 | Taxi日記
2009年 06月 24日 *
最近メデイアはよくジャズタクシーhttp://homepage2.nifty.com/jazztaxi/をとりあげている。
ほう、ジャズタクシーか、、、
それなら俺もブルースタクシーでもやるか?
しかしブルース好きの客ってどんな奴らなのか?
俺の知り合いを考えてみると、、
酒好き女好きに、酷い酔っぱらい、すぐに値切る奴、金無し、嘘つき、
約束をすぐに忘れる、、、etc
ありえねエ!!!一番乗車拒否したい奴らのオンパレードだ!!
これじゃあだめだ!
じゃあどうする?
もっと客を限定してプログレタクシーなんかどうだ?
タクシーの中でかける曲はキングクリムゾン限定だ!!
真夜中の東京を大音量で『太陽と戦慄 パート2』を聞きながら
疾走するタクシー!!!おおスゲエ!!
しかし待て、プログレ好きの奴ってどんな奴らだっけ?
俺の知り合いを考えてみると、、
う~ん、、、、変態?、、、いや変人?、、、
、、、、、、


やっぱやめた。以上終わり。
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by soul_heavens | 2009-06-24 18:48 | Taxi日記
2008年 12月 25日 *
タクシー事業を巡る諸問題に関する検討についての調査審議
交通政策審議会WG(タクシーワーキンググループ)が
国土交通省で行われていた。
こいつは一体なにか?
平たく言えば規制緩和によって増えすぎたタクシーをどうするか?
タクシーの供給過剰でタクシードライバーのくらしが破壊されている現状をどうするか?
これからのタクシーはどうあるべきか?
等々議論する場だ。
この会には役人、学者、社長、など所謂社会的地位の高いお偉方のみが集まって議論の真っ最中だ。
そこには現場で働いているタクシードライバーが参加し意見を述べる、
そんな余地はない。
タクシーの業界新聞、10月27日付けの東京交通新聞に
こんな記事が載っていた。
記事によれば24日に開かれた会議において
W大学のY教授はこんなことを言っていたそうだ。
『ボランテイアと一体になって市場を広げてみては。地方でボランテイア的
な60歳以上の人は現状の年収300万円ぐらいでいいという人が多い。
一律に全産業との格差200万円を埋める考え方は分からない。』

ちょっとまて!Y教授よ!
地方でボランテイア的な60歳以上の人ていうのはどれだけいるんだい?
ましてや全国のタクシー労働者の何割を占めるというのか?
何処にいるのか分からないごく一部の例をあげて
全産業との格差200万円を埋める必要はないとでも言うのか?
お前たちはそれ位で我慢していろということか?
よく云うぜ!Y教授!
そうだよなタクシー労働者の年収がいくらになろうがあんたの人生にはなんの
影響もないだろう!Y教授よ!今後あんたを乗せるタクシーはない!歩け!

しかしまだY教授はましなほうだ。
なんの会社だか分からないEWという会社のS(女)社長がこんなことを言っている。
『表参道から渋谷までお願いしたら(渋谷はどこか?)と返された。
朝の混んでいる時にバスレーンは走れず利用者に負担がかかる。
初心者のドライバーは半額、悪い人に当たったらクリーニングオフ
できる制度など、いろいろやることがあるのでは?』

ちょっとまて!S(女)社長よ!
お前はメシ屋でメシを食ってまずいと思った時
『ここの飯はまずいから半額にしろ!』と、言うのかい?
それとも
『ここの飯はまずいから払わない!』とでも、言うのか?
そりゃあたまたままずいメシ屋に入ることもあるだろう。
でもそんな時でも金を払うだろ。そうあんたはメシを食ったんだからね。
じゃあ何故タクシー代は払えないんだい?
あんたはタクシーに乗ったんだろ?S(女)社長よ!
あんたの言っていることは食い逃げは正当行為であり
しかもそいつを合法化しろと言っているようなもんだ。
あとバスレーンを走れないのは俺たちのせいじゃない。
そもそもタクシーは公共の乗り物ではないのか?
何故タクシーはバスレーンを走る事ができないのか?
何故タクシーはここまで言われなければならないのか?
S(女)社長よ!もうあんたを乗せるタクシーはない!
あんたには二本の足があるだろ?さあ歩きな!!!

こんな奴らが俺たちタクシードライバーの未来について議論している。
でもまて?この状況はこの国の政治状況に似てないか?
全く現状を理解していない人間が政治を行っている事とと一緒じゃないか?

過酷な労働条件の中、偏見に晒されながら働くタクシードライバー達。
現在リバイバルしている蟹工船に因んで、居酒屋タクシーならぬ
蟹タクシーとでも言おうか?

蟹タクシー?糞食らえ!

ちょっと喋りすぎた。もう仕事だ。
以上終わり。
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by soul_heavens | 2008-12-25 18:47 | Taxi日記
2008年 04月 21日 *
前にいたタクシー会社の同僚から聞いた話。
一時期一緒にバンドもやっていた同僚のS君から聞いた話だ。

ある深夜、S君は赤坂の放送局で宅送の無線配車を受けた。
S君が待っているとギラギラのステージ衣裳を着たままオバチャンが乗ってきた!
テレビで見た事のあるオバチャンだったけれど
名前が思い出せない。
多分演歌歌手だったと思うのだが、、
やっぱりS君は思い出せなかった。

『北区の豊島団地知ってる?そこいってね!』
と、オバチャンはいうとタバコをバカバカ吸い始めた。
『私がそこに住んでる事誰にも言っちゃだめよ!』
と、念を押すオバチャン。
名前が分からない以上言える訳が無い!と、思うS君。
『分かりました。』

目的地に着くまで、S君にそのオバチャンは
仕事や自分のこどものはなしなど
自分の身の上話しを喋りまくったそうだ。
が、しかしS君はその話し聞いてる際中にそのオバチャン
の名前を思い出す事がやっぱりできなかった。

やっと目的地の豊島団地に着いたS君。
宅送の伝票をオバチャンに差し出した。
『サインお願いします。』
それを聞いたオバチャン。
『えっサイン?しょうがないわね~。あんたペンかして!』
オバチャンは宅送の伝票の裏にデカデカとサインを書いた。
『これでいいでしょ!くれぐれもここに住んでいることみんなにナイショよ!』
そういったオバチャンは暗がりの団地の中に消えて行った。

そしてS君は伝票の裏のデカデカと汚く書かれたサインを見た。

やっぱりあのオバチャンが誰なのかわからなかった。


この話を聞いたときすぐにタイトルが思いついた。
ただこのタイトル、昔の映画のそれだったと思うんだけど、、、
曲じゃないかもしれないけどまあいいや。

『君の名は』

やっぱこれでしょ。
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by soul_heavens | 2008-04-21 18:47 | Taxi日記