ヤクザ
2005年 03月 05日
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大分昔の話になるが、ある暑い夏の午前3時頃、五反田の遊楽街までの客を乗せた。
歳の頃は40位。一見遊び人風の男である。
この男、車に乗るとすぐに僕に話しかけてきた。
たわいもない世間話のあと、彼は、『性格いいよね、運転手さん。』
『あ~ありがとうございます。』と、僕。結構話は、はずんでいた。
『最近さ~大変なんだよね、俺。』
『お仕事ですか?』と、僕。
『探してんだよね~鉄砲玉。』
鉄砲玉??????!!!!%$&’(”~
『最近独立したんだよね。』
『あぁ~そうなんですか~。』それ以外かえす言葉はない。
その時始めて僕は気付いた。
もしかして、ヤクザ?
そう、ヤクザ。それは、ヤクザ。
『どう、うちの鉄砲玉にならない?一生うちで面倒みるから。』と。
そんな話を聞かされて僕は、中原街道を曲がりそこねてしまった!!!!!!!!!!!!
ヤバイ!どつかれる…。
合掌。
『すいません、お客さん。道をまちがえてしまいました。』
しかし、ヤクザの心は広かった。
『いいよ、いいよ気にしなくて。俺道よく知ってるから。』
それから僕はヤクザのやけに詳しい道案内で、無事五反田に辿り着く事が出来た。
彼は降りぎわ、普段より20%は高いであろう運賃と、
『釣りはいらないよ』という言葉を残して遊楽街へと消えていった。
ラッキー!!!
歳の頃は40位。一見遊び人風の男である。
この男、車に乗るとすぐに僕に話しかけてきた。
たわいもない世間話のあと、彼は、『性格いいよね、運転手さん。』
『あ~ありがとうございます。』と、僕。結構話は、はずんでいた。
『最近さ~大変なんだよね、俺。』
『お仕事ですか?』と、僕。
『探してんだよね~鉄砲玉。』
鉄砲玉??????!!!!%$&’(”~
『最近独立したんだよね。』
『あぁ~そうなんですか~。』それ以外かえす言葉はない。
その時始めて僕は気付いた。
もしかして、ヤクザ?
そう、ヤクザ。それは、ヤクザ。
『どう、うちの鉄砲玉にならない?一生うちで面倒みるから。』と。
そんな話を聞かされて僕は、中原街道を曲がりそこねてしまった!!!!!!!!!!!!
ヤバイ!どつかれる…。
合掌。
『すいません、お客さん。道をまちがえてしまいました。』
しかし、ヤクザの心は広かった。
『いいよ、いいよ気にしなくて。俺道よく知ってるから。』
それから僕はヤクザのやけに詳しい道案内で、無事五反田に辿り着く事が出来た。
彼は降りぎわ、普段より20%は高いであろう運賃と、
『釣りはいらないよ』という言葉を残して遊楽街へと消えていった。
ラッキー!!!
by soul_heavens
| 2005-03-05 00:23
| Taxi日記