Soul Heavens Blog
タクシー運転手ディープフカイを中心として活動しているバンド。
SwampRock、TexMex、R&B、Blues、要するにイナタイ系。
我が家へようこそ。 Soul Heavensをお楽しみ あれ。
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2005年 05月 17日 *
『最近、有名人乗せました?』

よく客から聞かれる事の一つだ。
ここでは特に印象に残った二人を紹介しよう。

一人目はkyon kyonだ。
まあもうkyon kyonと言う歳でもないと思うの
だが、やっぱりかわいい!
過去に二回乗せたことがある。
その度に感じた事と言えば、皆が想像するとうり
顔が小さい!かわいい!だ。
そして何よりも彼女が言った言葉を
俺は強烈に覚えている。
『運転手さん、そこでよくってよ。』
(よ、く、っ、て、よ。)
後にも先にもこんな言葉を使う客を乗せたのは
kyon kyonだけだった。
最近、離婚、当て逃げなど冴えない話題しかない
彼女だが、ハッキリ言おう。
俺は今でもkyon kyonが好きだ!

と、告ったところで次は元M娘の一番デカイ女の話しだ。
其の女を乗せた場所は、目黒に在るスタジオだった。
其の時俺は会社からの指示で、メーターを入れられずに
1時間近く待たされて居た。
イラツク俺。
そこに軽薄な業界野郎がニヤツキながらやって来た。
『きっとロングっすからもうちょっと待って下さいよ!』
と、業界野郎。
『あ、そうっすか。』
と、俺。
『『なわけねえだろ!もう一時間以上仕事になってねエんだよ!』』
と、心の中で叫ぶ俺。
そうこうしている内に、やっとスタジオから客が出てきた。
『『ん?この女何処かで見た事が?』』
と、心の中で呟く俺。
『『そうだ!こいつはM娘の一番でかい女だ!』』
『運転手さん、よろしくたのみますよ。』
と、業界野郎が俺に言った後、
そのデカイ女が俺の車に乗り込んだ。
『お客さんどちらまで?』
と、俺。
『広尾まで行って下さい。』
この行き先を聞いて、俺の頭は一瞬まっ白になった。
『『メーターを押さずに1時間以上待たされた挙げ句
目黒から広尾!!せいぜい1000位だぜ!クソ!』』
だがこれも仕事だ。俺は込み上げる怒りを押さえ付けながら
広尾まで運転した。
『お客さん広尾っスよ。ここでいいですか?
あと、領収書の裏にサインして下さいね。』
と、俺。
おっと!ここで勘違いをしないでくれ。
俺はこの女のファンでもなんでもない。
これは会社からの指示だ。
領収書にサインをしてもらい、前もって業界野郎から預かって居た
1万円からその分を引き、自分が所属している営業所とは違う場所にある
本社までつり銭を持っていく。何とも面倒な段取りになっていた。
『領収書の裏にサインして下さい。』
と、もう一度言う俺。
その時、あのデカイ女はこう言った。
『サインはできません!』
『エ??』
と、俺。
『サインはできないんです!!』
と、デカイ女。
『『何を勘違いしているんだこの女!』』
と、込み上げる怒りを押さえつつ
俺は冷静に事情を説明し、サインを貰おうとする。
しかし女はその話しを信じようとはしない。
俺は呆れ果てる。が、サインを貰わなければならない。
俺はもう一度繰り返し説明する。
するとデカイ女は納得しているとは全く思えない口調で言った。
『わかりました。』
女は領収書を掴み、ペンを取って書き込んだ。
『これでいいですか?』
と、半ば怒りながら領収書を渡す女。
そこには酷く稚拙な字で(山田)と書いてあった。
あれ?コイツの本名は山田だったのか?
それとも適当に名前を書いたのか?
俺には分からない。

だけどこれだけは言っとくぜ。
俺はお前が誰であっても構わない。
サインさえ貰えればそれでいいんだよ。わかる?

以上終り。
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# by soul_heavens | 2005-05-17 18:39 | Taxi日記
2005年 03月 27日 *
場所は渋谷ブルーヒートです。

 LIVEのテーマは、

「ジョージハリスンのマッスル.ショールズ的展開。
もしくはトラフィックに見られるトラッド,
R&B,ブルーズ等のミクスチャー感覚の普遍性の追求。」です。

それは今だからこそ出来るのではないかと僕は考えています。
 
僕は60年代、70年代のあの時代感覚をリアルタイムで感じ
ていたわけではないし,
その現場に居たわけでもありません。
欧米から遠く離れた、極東の島国でラジオやレコード、雑誌等で 
何年か経った後に知っただけでした。
しかしながら、あの時代から遠く離れた2005年の今から俯瞰     
することで、却ってあの豊かな音楽性を認識し易くなったのでは
ないか、と思うのです。
 
ジョージハリスンの曲が持っている空間性をもっと泥くさく展開
する。たとえば彼がマッスルショールズ、もしくはスタックスに
に行ってソロアルバムを作ったらどんな音になるのか?
トラフィックのあの捕らえ所のない音楽性が却って今を感じさせ
はしないだろうか?又、それを今表現したらどんなものになるだ
ろうか?

僕はこんな事を考えながら僕達のカバーやオリジナルの曲を
ノスタルジックなものとしてではなく今の音楽として再構築した
いと思っています。

今回のLIVEではそれをどこまで具体化出来るか分かりませんが、
僕達は全力を尽くします。
 
それでは               deep深井   

   
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# by soul_heavens | 2005-03-27 18:52 | Soul Heavens Info
2005年 03月 07日 *
ここで一つ、同僚のタクシードライバーJ氏の話をしよう。
ナイスでミドルなJ氏は女性とギャンブルをこよなく愛している。
いや、やっぱり女性だ。
この前、客が僕の車のバックシートに忘れていったタバコをJ氏にあげると
「イヤ~フカイちゃん悪いな~」と言いながらお礼にバイアグラをくれた。
J氏「あっ、それいきつけの医者のところで何個かガメてきたうちの一つだからさ。
フカイちゃん!スゴイよそれ!使ってみて。」
なんか、わらしべ長者の気分。
そんなJ氏のエピソードを一つ。
J氏はテレクラにもよく行く。ある時知り合った女子高生と援交するためには
J氏の手持ちの金が少なかった。
その時J氏はどうしたか?What's up?
なんと手持ちの足りない分をJ氏はデパートの商品券で払ったのだった。Oh yeah!
その時援交の女子高生はJ氏に言ったそうだ。
「この商品券、本当につかえるの?」
いい話だ。
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# by soul_heavens | 2005-03-07 00:31 | Taxi日記
2005年 03月 05日 *
僕の勤めている会社では年に一回、合同研修会なるものが行われる。
ホールを借りて社長の挨拶から始まり、各界の著名人が講演をするわけだが、
先日今年の研修会が行われた。今年の会場は中野サンプラザ、目玉の講演は永六輔氏。
ちなみに今までのゲストを挙げてみよう。
月家円鏡氏(今は名前が変わっていたはず)、畠山みどり氏(みんな知っているか?)、
江本孟紀氏、金田正一氏(400勝は俺だけ!)などである。
この研修会、各営業所から全ての社員が参加させられることになっている。
たとえ徹夜明けでも強制なのである。

朝9時、研修会は社長の挨拶から始まる。
「タクシー業界には厳しい時代で…」毎年このコメントだ。まぁ枕詞みたいなもんだ。

挨拶が終わると永六輔氏の講演である。1時間半もの間しゃべり続けるわけだが、
僕も含め徹夜明けでの参加も多く3分の1は確実に寝ている。
うろ覚えだが確か説教臭い話をしていたような気がする。
僕も24時間勤務のあとだし、確かに寝ていた。
だから話の脈略はさっぱりわからない。しかしこれはあまりに唐突すぎる。

何を思ったか永六輔氏いきなり、
「みなさ~ん!!!起きてますかぁ~!!!クリ○リス!!!」と絶叫したのである。
「起きてますかぁ~!!!クリ○リス!!!」。
クリ○リスという言葉なら寝ているタクシー運転手も反応すると思ったのか、
にしても朝の中野サンプラザでクリ○リス。いきなりすぎる。
がしかし、永六輔氏の思惑通りその言葉に反応して起きた俺。
一体何の話しをしていたんだろう…。
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# by soul_heavens | 2005-03-05 00:29 | Taxi日記
2005年 03月 05日 *
大分昔の話になるが、ある暑い夏の午前3時頃、五反田の遊楽街までの客を乗せた。
歳の頃は40位。一見遊び人風の男である。
この男、車に乗るとすぐに僕に話しかけてきた。

たわいもない世間話のあと、彼は、『性格いいよね、運転手さん。』
『あ~ありがとうございます。』と、僕。結構話は、はずんでいた。
『最近さ~大変なんだよね、俺。』
『お仕事ですか?』と、僕。
『探してんだよね~鉄砲玉。』
鉄砲玉??????!!!!%$&’(”~
『最近独立したんだよね。』
『あぁ~そうなんですか~。』それ以外かえす言葉はない。
その時始めて僕は気付いた。
もしかして、ヤクザ?
そう、ヤクザ。それは、ヤクザ。
『どう、うちの鉄砲玉にならない?一生うちで面倒みるから。』と。

そんな話を聞かされて僕は、中原街道を曲がりそこねてしまった!!!!!!!!!!!!
ヤバイ!どつかれる…。
合掌。

『すいません、お客さん。道をまちがえてしまいました。』
しかし、ヤクザの心は広かった。
『いいよ、いいよ気にしなくて。俺道よく知ってるから。』

それから僕はヤクザのやけに詳しい道案内で、無事五反田に辿り着く事が出来た。
彼は降りぎわ、普段より20%は高いであろう運賃と、
『釣りはいらないよ』という言葉を残して遊楽街へと消えていった。
ラッキー!!!
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# by soul_heavens | 2005-03-05 00:23 | Taxi日記